目が覚めるといつもの現代の自分の部屋、自分のベッド。
汗で貼り付いた前髪を手でかきあげながら、もう一方の手で枕元の時計を探す。
時計の針を見ると 午前二時 いわゆる 丑三つ時。



「ゆ・・・夢か・・・」



今日ほど夢で良かったと思うことは無い。
もう・・・あんな事になるのは絶対にイヤ!と言うほど、嫌な夢だった。
ホッと胸を撫で下ろし冷や汗で濡れたパジャマを着替えると、起きる時間にはまだ程遠いのでもう一度ベッドへ潜り込んだ。



「今度はいい夢だといいなぁ・・・」



先程の感覚が一瞬体を包み、思わず身震いしたがそれを振り払うようにゆっくり目を閉じた。





さて、貴女はどうしますか?

もう一度寝る
☆ 寝ると良い事なさそうなのでもう寝ない